メルカリShopsを開設したのに、なかなか売れない——。その原因の多くは、商品でも価格でもなく「評価がまだ無いこと」にあります。購入者の立場で考えれば当然で、同じ商品なら評価ゼロの新規ショップより、たくさんの良い評価があるショップから買いたいものです。この記事では、実際にメルカリでの販売を続けてきた経験から、新規ショップを「売れるショップ」に育てる手順を解説します。
評価の数が売れ行きを大きく左右する
メルカリShopsの公式調査でも、商品の評価数が5件以上になると、評価0件のときに比べて売れる確率が約5倍以上になるというデータが公表されています。評価はいわばショップの「信用残高」。ここが貯まるまでは、どんなに良い商品を出しても素通りされやすいのが現実です。
しかもメルカリShopsは、個人向けメルカリと違って購入者の評価入力が義務ではありません。買ってもらっても評価が付かないことが多く、放っておくとなかなか貯まらない仕組みなのです。だからこそ、開設直後は「評価を貯めること」自体を目的にした戦略が必要になります。
実践:安くて買いやすい商品を「薄利」で売る
弊社の運営者が実際にやってきた方法はシンプルです。安くて、誰でも気軽に買える商品を、利益を削った価格で出品すること。この段階では1件あたりの利益はほとんど求めません。目的は儲けではなく、販売実績と評価を積み上げることだからです。
- 単価の安い商品を選ぶ:数百円〜千円台など、購入のハードルが低いもの
- 需要が確実にあるものを選ぶ:日用品・消耗品・定番の中古商品など「説明不要で買える」もの
- 薄利でも回転を優先:相場より少し安くして、とにかく販売件数を作る
目標の目安は評価30件。このラインを超えると「ちゃんと運営されている信頼できるショップ」に見え、その後に出品する本命の商品が格段に売れやすくなります。序盤の薄利販売は損ではなく、ショップの信用を仕入れるための投資と考えるのがコツです。
評価を入れてもらう工夫もセットで
前述のとおり、メルカリShopsでは評価入力が任意です。買ってもらったら終わりではなく、評価を書いてもらうためのひと押しをしましょう。
- とにかく早く・丁寧に発送する:評価の内容は発送スピードと梱包の丁寧さでほぼ決まります
- サンクスカードを同封する:「よろしければ評価で教えてください」と一言添えた小さなカードを商品に入れる
- メッセージ機能でお礼を送る:発送通知とあわせて感謝を伝えると、評価を書くきっかけになります
評価が貯まったあとの育て方
評価30件を超えたら、少しずつ利益重視の品ぞろえに切り替えていきます。ここからは「コンスタントに出品を続けること」がショップの露出を保つ鍵になります(詳しくは上位表示のコツの記事で解説しています)。評価という土台の上に、継続的な出品を積み重ねる——これがメルカリShopsを育てる王道です。
まとめ
新規ショップがまずやるべきことは、利益を出すことではなく信用を作ることです。安くて買いやすい商品を薄利で回して評価30件を貯める。地味ですが、遠回りに見えて一番の近道です。
